レンタルサーバーの基礎知識

ゲーム、SaaSなどインターネットサービス向けレンタルサーバーの3つの選び方

これまでのソフトウェアは、パソコンにインストールする必要がありました。

しかしSaaSを利用すればパソコンへのインストールが不要になります。

IDとパスワードでログインし、インターネットにつながれば世界中どこでも、どの端末からでも利用できます。

代表的なものはSaaSはGoogle AppS、経理業務やグループウェアなどのASP(アプリケーションサービスプロバイダー)です。

本記事ではゲーム、SaaSなどインターネットサービス向け用に最適なレンタルサーバーの選び方を3つ紹介していきます。

レンタルサーバーは大きく分けて4種類

レンタルサーバーの種類は大きく分けて4つあります。

作るブログやサイトの規模によって最適なレンタルサーバーが違ってくるので、下の表を参考にしてください。

項目共用サーバー専用サーバークラウドサーバーVPS(仮想専用サーバー)
サーバーの利用複数のユーザー自社のみ 複数のユーザー 複数のユーザー
料金安価高価スペック次第で変動高価
難易度
自由度
他のユーザーの影響受けることがあり受けない極めて低い極めて低い
すぐ利用可能か可能不可(設定が必要)不可(設定が必要)不可(設定が必要)
セキュリティ比較的高い設定次第で高い設定次第で高い設定次第で高い
主な対象サイト小規模サイト大規模サイト、複数の用途向け小規模~大規模サイト小規模~大規模サイト
※事業者によってことなる
専門的な知識やスキル不要必要必要必要

ゲーム、SaaSなどインターネットサービス向けなら「専用サーバー、クラウドサーバー」がおすすめ。

専門的知識が必要で、費用もかかりますがサイトをカスタマイズでき自分好みのサイトを作ることができます。

ゲーム、SaaSなどインターネットサービス向けレンタルサーバーの3つの選び方

選び方のポイント1: サーバーの安定性、信頼性

1つめはサーバーのサーバーの安定性、信頼性です。

利用する多くのユーザーが同時に利用するため、サーバーには常時負荷がかかっています。

サーバーに高負荷がかかっている状態でも、提供するサービスを継続的に安定させ提供する必要があります。

そのためにはサービスの提供用に機能を特化させる必要があり、高性能なサーバーが必要になってくるのです。

選び方のポイント2:サーバーのセキュリティ

2つめはサーバーのセキュリティです。

インターネットサービスを提供するには情報漏えいを防ぐため、高い機密性と安全性が必要になります。

セキュリティが脆弱だと情報が漏れたりしたら、ユーザーの信頼を失います。

そうならないためには、セキュリティ対策を実現させるためレンタルサーバーのプランの強固なセキュリティ対策とデータセンターの管理が重要になってきます。

また、インターネットワーク経由の情報漏れだけでなく、サーバー機器本体の防衛対策も必要です。

選び方のポイント3:サーバーの柔軟性・拡張性

3つめはサーバーの柔軟性・拡張性です。

ネットショップサイト、ブログなどでも突然のアクセス数増加に耐えることができるサイトにしなければなりません。

なぜなら、アクセス数が増えるとサーバーに負荷がかかりサイトへの接続遅延、アクセスできないなどのトラブルが起きます。

サービスを提供した開始時点では利用者は少なくても、時間がたって普及してくると利用者も急増する場合もあります。

利用者数に応じて契約しているプランをいちいち上位のプランへ切り替えるのも手間ですし、せっかくのビジネスチャンスを失いかねません。

なので無駄な費用負担がなく、アクセスに応じて柔軟に対応できるようにサーバーの機能を強化できる拡張性が必要です。

面倒そうですが、一時的に強化する方法はかんたんなマウス操作でできます。

アクセスが増えて強化分費用はかさみますが、アクセスが増えた期間のみです。

まとめ

ゲーム、SaaSなどインターネットサービス向けのレンタルサーバーの選び方は3つあります。

  • 高負荷がかかっても対応できる安定性と信頼性、サービス提供機能に特化できる高性能サーバー
  • 情報とサーバー本体を守る強固なセキュリティ
  • 急なアクセス増加にも臨機応変に対応できるサーバーの柔軟性・拡張性

本記事を参考にゲーム、SaaSなどインターネットサービス向け用に最適なサーバーを見つけられたら幸いです。

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