WordPress（ワードプレス）って何？
WordPress（ワードプレス）とはPHPというプログラミング言語で作らているCMS（コンテンツマネジメントシステム）の一種です。
かんたんにいうとホームページやサイト、ブログを作ることができるソフトです。
個人のブログから企業のWebサイトまで幅広く利用されています。
WordPressは2003年に登場して以降、無料で使うことができ、今もなおバージョンアップされ日々進化しています。
WordPressの3つのメリット
WordPressの使うメリットは大きく分けて3つあります。
メリット1.WordPressの外観や機能を自由にできる
1つはテーマやプラグインなどを利用してサイトを自由にカスタマイズできることです。
ホームページを作るソフトや無料で利用できるブログなどは他にもありますが、自由にできる範囲は少なく、専門知識が必要な場合もあります。
スマホやタブレットでもアプリケーションをインストールしておけば、パソコンが使えないときでも編集することができます。
また、サイトの住所ともいえるドメイン名を自由に設定することができます。
しかし、ドメイン名は早い者勝ちなので早めに取得しましょう。
メリット2.HTMLなどの専門知識がなくても作れる
2つめはHTMLやCSS、SEOなどの専門知識がなくても直感的にサイトをかんたんに作れることです。
ホームページを作るソフトや無料で利用できるブログなどはサイトを構成するHTMLやCSSなどの専門知識が必要になってきます。
HTML（HyperText Markup Language ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ）とは、WEBページを作成するための言語です。
略してHTMLと呼ばれることが多いです。
専門知識が分からなくても文章は書けますが、装飾や構図などを自由にすることはできません。
WordPressなら直感的に文章の装飾やサイトの構成を作ることができます。
しかし、HTMLやCSSなどの専門知識があればWebサイトをもっと自由に作ることができるので、専門知識はあったほうがいいです。
メリット3.アフィリエイトで広告収入が得られる
3つめはアフィリエイトやアドセンスを掲載できることです。
かんたんにブログを始められるブログサービスでは、収入を得るためのアフィリエイト広告を掲載できない所もあります。
しかし、Wordpressならアフィリエイト広告やアドセンスなどを掲載することができ、収入を得られます。
WordPressのデメリット
WordPressのデメリットは大きく分けて2つあります。
デメリット1.サイトが乗っ取られる可能性がある
1つは多くの人が利用していることで、悪意をもったハッカーなどに狙われやすいことです。
しかし、Wordpressを最新のバージョンにしたり、パスワードを難解で強固なものにするといった対策をとれば、それほど脅威ではありません。
ホームページ作成ソフトで作ったサイトなどでも同じことが起こるので、ここら辺は差がありません。
パソコンやスマートフォンでも同じですので、身構えなくても大丈夫です。
2つめは拡張性が高すぎることです。
WordPressのテーマやプラグインで自身のサイトを好きにカスタマイズできるのですが、その分いろんなテーマやプラグインがありすぎて何を入れたらいいか迷ってしますのが難点です。
サイトをカスタムできるプラグインを適当にバンバン入れてしまうと、重くなったり余計なトラブルを起こしてしまう場合があります。
まずは必要最低限で利用して必要に応じて入れておくとよいでしょう。
WordPressののテーマとは？
WordPressのテーマとはレイアウトや色・装飾などの見た目、その他独自のカスタマイズが施されたセットのようなものです。
テーマはWordPressの1サイトにつき1つだけ設定できます。
ブログに向けのもの、お洒落なもの、クールでカッコイイもの、企業サイト向けのものなど様々な種類が公開されています。
テーマには国産、海外産に分けられ海外産だと日本語の表示がバグってしまうものもあるので注意が必要です。
また無料と有料のものがあります。
無料のテーマ
無料のものはWordpress内からや公開してるサイトからダウンロードできます。
WordPressの「外観＞テーマ＞新規追加」で探せます。
公式以外のテーマを利用するときには、ライセンスや利用規約などを確認してください。
有料テーマ
WordPressのテーマには有料のものもあります。
お金がかかってしまいますが、その分無料のテーマにはない機能が充実しています。
有料のテーマには2サイト以降も利用できるものと1サイトのみに利用できるものの2つに分けられるので、購入前には必ず確認してください。
WordPressのプラグインとは？
WordPressのプラグインとは拡張機能のことです。
インストールしたばかりのWordpressには必要最低限の機能のプラグインしか入っていません。
必要最低限のプラグインでもサイトを作れますが、機能が限られるため読者やサイト主どちらも不便になります。
例えば、お問い合わせフォームの機能を追加したり、Googleマップをサイトに表示させたりすることでサイトの利便性が向上します。
ただし、プラグインもやたら入れまくってしまうとサイトが重くなり、ページを開くのが遅くなってしまうので注意が必要です。
WordPressを使うために必要な4つのもの
WordPressを使うために必要なものは4つあります。
パソコン
1つめはパソコンです。
WordPressでサイトやブログを作るのであれば、古くてスペックが低いパソコンでも十分です。
ただ、編集や処理速度、セキュリティの観点からみてもパソコンは新しい物のほうがいいです。
パソコンの種類はデスクトップ、ノートどちらでも構いませんが、パソコンゲームのサイトを作る以外だったら、ノートパソコンがおすすめです。
なぜならノートパソコンの場合だと自宅はもちろん、喫茶店やホテルなどの外出先からどこでも作業ができるからです。
インターネット環境
2つめはインターネット環境です。
パソコンがあってもインターネット環境がなければ、サイトやブログを作ることができません。
スマホアプリからでも操作できますが、文章や画像などの編集しにくくパソコン画面上での出来栄えを確認できません。
なので、インターネット環境は必要なのです。
レンタルサーバー
3つめはレンタルサーバーです。
WordPressを動かすにはサーバーと呼ばれるサイトを保存する媒体が必要です。
個人でも独自にサーバーを構築してサイトを作ることはできます。
しかし、メンテナンスやセキュリティー、バックアップなどの管理を自分でやらないといけないため、非常に面倒ですので、おすすめできません。
レンタルサーバーならそんな面倒ごとを任せられるので、非常に便利です。
なので、お金はかかりますがサーバーをレンタルしてサイトを作った方がかんたんなのです。
おすすめのレンタルサーバーはこちら
ドメイン
4つめはサイトの住所ともいえるドメインです。
ドメインとはサイトのURLのことで「https://○○.com」などとブラウザーの上の方に書かれているものです。
お店（サイトやブログ）に住所がなければ誰も来ることはできません。
WordPressで使うドメインは普通の住所と違い、あらかじめ決まったキーワードはなく、ある程度自由にすることができます。
レンタルサーバーを申し込むと無料で使えるドメインが付いてきますが、個人・法人利用問わずあなたの独自ドメインを取得することをおすすめします。
なぜなら、世界に２つとない独自ドメインはSEO（検索エンジン最適化）への好影響になるからです。
まとめ
WordPress（ワードプレス）とはCMS（コンテンツマネジメントシステム）の一種で、ホームページやサイト、ブログを作ることができるソフトです。
サイトやブログをWordpressでやるメリットは3つ
- サイトの外観、機能を自由にカスタムできる
- HTMLなどの専門知識がなくてもサイトを作れる
- アフィリエイトで広告収入を得られる
WordPressのデメリットは2つ
- サイトを乗っ取られる可能性があるが、危険性は他のツール、サービスでも一緒。（対策が早いためそれほど気にしなくてよい）
- 自由度が高くて迷いやすい
自由に外観を変えられるWordpressには無料と有料のテーマがある。
サイトを見やすくしたり、思いどうりに作ることができるプラグインがある。
WordPressを使うために必要なものは4つ
- パソコン
- インターネット環境
- レンタルサーバー
- ドメイン
WordPressはあなたのやりたい事を実現してくれるツールなので、興味がある方は使ってみてください。
ほとんどのレンタルサーバーならお試し期間中に無料で体験することができます。